技術職に転職する場合には、仕事で必要とされるスキルを身につけることが先決である。しかしながら、実務でなければ身につけられないような技術も実際には存在し、新しい仕事を選ぶ上での不安材料となる。
本当にその仕事が務まるのかどうかについて、まずは初めてみなければ分からないという部分も確かにある。こうしたことから、新しい仕事にチャレンジすることは、一種の賭けでもあるといえる。

それでも、新しい仕事にチャレンジするため転職したいという情熱を持っているならば、目標を立てた上で堅実に新しい仕事に挑むことが有意義である。立てるべき目標には、長期に及ぶものから短期で達成することができるものまで多様である。長期の目標はもちろんのこと、手軽に達成することができる短期の目標の重要性は高い。
まずは目の前の課題を乗り越えることを目標とすることで、新しい仕事に対しても不安を感じることなく挑むことができる。そうして少しずつ課題の目標を乗り越えているうちに、いつのまにか実務的なスキルも身についているというようなことが多い。

大きな長期の目標ばかりでは、転職後の不安は大きく、先に足をふみだすことができない。将来につながる有効な短期の目標を立てられるかどうかが、新しい仕事に順応するためのコツである。
もしそのような目標を立てることに力不足を感じるのであれば、カウンセラーに相談して目標設定の判断のために力を借りるという手もある。